ごあいさつ
有隣グループ 代表 澤幡淳
有隣グループの歴史は、昭和27年1月の有隣小型運送の設立を起点としています。
初代社長の春日井秀雄は、東京・築地市場からの配送を専門とするこの会社の社名に、「有隣」の名を冠したそうです。
当社グループはおかげさまで70年を越えることができました。これもひとえに、お取引様をはじめとした多くの皆様のご助力の賜物と深く感謝申し上げます。「有隣」の言葉に惹かれた私が当社に入社してから、早22年の歳月が過ぎております。この間、さまざまな方々との出会いや、そのお導きにより、事業を維持・拡大してまいることができました。
中核事業である物流業は、流通業の変化に対応しつつ伸長して、保護と規則の時代から規制緩和へ向かう時代の流れに沿いつつ、自社の基盤を確固とするための取り組みを続けております。
今日、適度な規制緩和への見直しが語られる一方で、日本の政治経済をめぐる状況は、混迷の度合いを深めております。しかしその中にあっても、私は、経済人として、そして人間として、確固たる信念を持ち、社員とともに時代の荒波を乗り切り、あるべき企業、あるべき社会的存在をめざしたいと決意しております。そのことこそが、皆様のご厚情に応え、社会に貢献することであると信じています。
「有隣」とは“徳は孤(弧)ならず必ず隣(鄰)有り”。論語の中にある言葉は、「徳のある者は孤立することなく、理解し助力する人が必ず現れる」という意味でありますが、「徳を積めば自ずと人は集まってくる」とも解すべきと私は考えています。
多くの有徳の方々のご支援にお応えするためにも、「有隣」の原意に添うべく研鑽努力してまいります。何卒、今後とも倍旧のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
令和4年4月1日
代表取締役 澤幡 淳
経営理念
私たちは、「安心・安全・環境配慮」を合言葉として、人々の暮らしを支える物流サービスに貢献することにより、お客様・地域社会そして社員全員の豊かな未来を実現すべく、常に新しい「情報」を活かしながら誠実かつ堅実に努力して参ります。
また、2012年6月新本社ビル落成、2014年4月船橋統括本部(現 運送営業本部)を開設するなど、ますます地域との連携を深めて 有隣グループ全体でより安全で、確実な定温輸送の実現を日々努力しております。 さらに、東京都トラック協会の推進するグリーンエコプロジェクトにも早くから参加し、車両ごとの燃費等を常に 注視しエコドライブを心掛け、CO2の削減を目指してより環境に優しい運転を目指しています。
2020年末コロナ対策中の運送営業本部